笑福
2022年05月28日
毎月、笑福全従業員を対象に研修(勉強会)を行っています。
今月は「急変時の対応」について

【研修の目標】
・実践を通し、急変時の役割と対応方法を学び、一連の流れが理解できる。

【想定とポイント】
 ①日中(職員の日勤時間)
 ②職員が心肺停止状態の利用者様を発見する
 ③役割の把握と連携

【研修内容】
 教育委員会によるデモンストレーション
 人形を利用者様にみたて、実際に施設内にある血圧計等の機器を使用し、発見から救急隊
 が到着するまでの流れを実践します。

 反応のない利用者様を発見。呼吸、脈など状態を確認します。

 すぐに応援を呼びます。同時に心臓マッサージ開始。

 集まったスタッフに状況を伝え指示を出します。
 バイタルの測定、AEDの操作、救急車の要請やご家族への連絡など
 役割を分担して速やかに行います。

 それぞれが声を出し、何をしているのか、これから何をするのか、状況などを
 伝えあいながら連携を図ります。

 救急車が到着するまで心臓マッサージを継続します。ここまでが、一連の流れです。

 デモンストレーション後、各グループにわかれ、想定とポイントにそって
 実践訓練を行いました。


 急変時の対応については、マニュアルを作成し、毎年実施しています。
 しかし、実践訓練となると、訓練(練習)とわかっていても、焦って
 しまい、やるべきことが冷静に行えないことが分かりました。


 看護師のアドバイスを受けながら、課題を見直し繰り返し練習します。

 繰り返し練習を行い、役割の把握と対応方法の流れを確認しました。

 通常とは違う利用者様の状態を発見したら、驚き、焦りが生じ冷静な判断ができないこと
 もあると思われます。
 今回は、スタッフの人数が多い日勤帯想定で練習を行いましたが、人数が少ない夜勤帯な
 らなおさらです。
 各自がそのことを自覚し、対応時の役割を把握することが大事だと学びました。
 各自が役割を理解することで、他スタッフとの連携も図りやすく、自ずとやるべきことが
 みえ、体も動くはずです。
 今回の研修(勉強会)の学びを、何回もイメージトレーニングし緊急事態に備えます。

 

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