2022年06月30日
今月の施設内研修(勉強会)は、
「アンガーマネジメント」~高齢者虐待防止のための感情コントロール方法~ です。
外部研修で学んだスタッフ2名が学びをまとめ、資料を作成し、他の職員へ伝達研修を行いました。
アンガーマネジメントとは、単に怒らない(怒りをなくす)ことではなく、不要な怒りに振り回されない、必要な時は上手に怒る ことを言います。
アンガーマネジメントができるようになると、
①怒りを感じる頻度が減り、ストレスの軽減につながる。
②怒りの原因を整理することで物事に適切に対処できるようになる。
③怒りの原因を相手に納得しやすい形で表現できる。
④モチベーションの維持につながる。
職員一人一人がアンガーマネジメントを習得できれば、職場の人間関係も潤滑になり、何よりケアの向上にもつながります。
怒りについて考えます。
怒りは身を守るための防衛感情であり、人間にとって必要な感情だそうです。
では、その怒りの原因となるものはどんなものなのでしょうか?
自分が大切にしているもの「価値観」「地位」「プライド」などが、侵害さえた時に怒りが沸き起こります。
それぞれの「価値観」による、(○○すべき・すべきではない)について考えてみました。
・あいさつはするべきだ
・使用したものは、きちんと片付けるべきだ。
・消耗品は最後に使用した人が補充すべきだ
・決められたことは、やるべきだ。
・提出物の期限は守るべきだ。
など それぞれにいろんな価値観を持っていることが分かりました。
○○すべきなのにあの人はしていない。○○すべきではないのにしている。など、自分の価値観と違う行動や発言を
見聞きしたときに、怒りが沸き上がることがあることを知りました。
どのような時に怒りの感情が沸き上がるのかを知ることで、その感情をコントロールすることにつながります。
怒りの感情のピークは6秒と言われています。
怒りの感情が起きた時に、一番してはいけないことは「反射的な行動」です。
一定時間、怒りとは別の方向へ意識を向けることで、反射的な行動を避け感情をコントロールします。
具体的には、深呼吸や6秒をゆっくり数えたり、落ち着く言葉を唱えたりし、クールダウンを図ります。
他にも、セルフトークで自分を励ましたり、関係ないところに目を向け怒りをそらす、
怒りを数値化し冷静に分析する。などいろいろなクールダウンの方法を学びました。
怒りの感情をコントロールし相手に伝える時は、「どうして、なんで?」という考え方では、怒りが増幅してしまうため、
「どうしたら」という解決思考に変えて考え、
相手を尊重しながらIメッセージ(私は○○してくれると助かる、○○してもらうとうれしい・・など)で、伝えます。
これまでの学びを、利用者様のケア時に実践するためには・・
利用者様の怒り(訴え)の裏側にある思いを探ります。
声のトーンを下げ、ゆっくりと話しながら、傾聴します。怒りの裏側にある思いを聞き出し、言葉に出して理解していることを伝えます。
その思いに対応できる支援を考えます。
私たちは専門職として、自分自身の怒りをコントロールし、利用者様の思いに冷静に対応することが求められます。
今回の研修で学んだことを、各自が習得できるよう頑張ります!(^_^)v
「アンガーマネジメント」~高齢者虐待防止のための感情コントロール方法~ です。
外部研修で学んだスタッフ2名が学びをまとめ、資料を作成し、他の職員へ伝達研修を行いました。
アンガーマネジメントとは、単に怒らない(怒りをなくす)ことではなく、不要な怒りに振り回されない、必要な時は上手に怒る ことを言います。
アンガーマネジメントができるようになると、
①怒りを感じる頻度が減り、ストレスの軽減につながる。
②怒りの原因を整理することで物事に適切に対処できるようになる。
③怒りの原因を相手に納得しやすい形で表現できる。
④モチベーションの維持につながる。
職員一人一人がアンガーマネジメントを習得できれば、職場の人間関係も潤滑になり、何よりケアの向上にもつながります。
怒りについて考えます。
怒りは身を守るための防衛感情であり、人間にとって必要な感情だそうです。
では、その怒りの原因となるものはどんなものなのでしょうか?
自分が大切にしているもの「価値観」「地位」「プライド」などが、侵害さえた時に怒りが沸き起こります。
それぞれの「価値観」による、(○○すべき・すべきではない)について考えてみました。
・あいさつはするべきだ
・使用したものは、きちんと片付けるべきだ。
・消耗品は最後に使用した人が補充すべきだ
・決められたことは、やるべきだ。
・提出物の期限は守るべきだ。
など それぞれにいろんな価値観を持っていることが分かりました。
○○すべきなのにあの人はしていない。○○すべきではないのにしている。など、自分の価値観と違う行動や発言を
見聞きしたときに、怒りが沸き上がることがあることを知りました。
どのような時に怒りの感情が沸き上がるのかを知ることで、その感情をコントロールすることにつながります。
怒りの感情のピークは6秒と言われています。
怒りの感情が起きた時に、一番してはいけないことは「反射的な行動」です。
一定時間、怒りとは別の方向へ意識を向けることで、反射的な行動を避け感情をコントロールします。
具体的には、深呼吸や6秒をゆっくり数えたり、落ち着く言葉を唱えたりし、クールダウンを図ります。
他にも、セルフトークで自分を励ましたり、関係ないところに目を向け怒りをそらす、
怒りを数値化し冷静に分析する。などいろいろなクールダウンの方法を学びました。
怒りの感情をコントロールし相手に伝える時は、「どうして、なんで?」という考え方では、怒りが増幅してしまうため、
「どうしたら」という解決思考に変えて考え、
相手を尊重しながらIメッセージ(私は○○してくれると助かる、○○してもらうとうれしい・・など)で、伝えます。
これまでの学びを、利用者様のケア時に実践するためには・・
利用者様の怒り(訴え)の裏側にある思いを探ります。
声のトーンを下げ、ゆっくりと話しながら、傾聴します。怒りの裏側にある思いを聞き出し、言葉に出して理解していることを伝えます。
その思いに対応できる支援を考えます。
私たちは専門職として、自分自身の怒りをコントロールし、利用者様の思いに冷静に対応することが求められます。
今回の研修で学んだことを、各自が習得できるよう頑張ります!(^_^)v
コメント (0)